物理的な鍵は不要!指紋認証を用いたスマートロックの特長
- 2月16日
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近年、玄関ドアの物理的な鍵に代わって、スマホアプリから遠隔操作の施錠、解錠や扉の状態確認などができることから、スマートロックの導入が増えています。スマートロックの解除方法に、スマートフォン以外に指紋認証などの複数の認証方法があれば、スマートフォンを忘れた場合でも、ほかの認証方法で玄関ドアの扉を解錠することが可能です。この記事では、スマートロックの仕組みや指紋認証対応のスマートロックのメリットなどをご紹介します。
スマホアプリで遠隔解錠するスマートロックの仕組み
スマートロックとは、スマートフォンなどで操作し、玄関ドアや門扉などの施錠や解錠を、行うシステムのことです。物理的な鍵が不要なスマートロックには、スマートフォンやカード認証、暗証番号認証、生体認証などの解除方法が活用されています。専用アプリをインストールしたスマートフォンとスマートロックを連動すると、Wi-Fiなどの通信手段を使用して、スマートフォンの遠隔操作でスマートロックの施解錠が行えます。ほかにも登録したスマートフォンをBluetoothなどで接続すると、扉に近づくだけで解錠ができるタイプも存在します。スマホアプリでは玄関ドアの施錠や解錠の状態を画面で確認することができます。万が一、施錠されていない場合でもスマホアプリ操作で扉を施錠することが可能です。スマートロックのカード認証や暗証番号認証は、スマートフォンを持ち歩かなくて解錠できる点がメリットといえます。
生体認証は、身体の一部を鍵として認証する方法で、なりすましが難しいことから、強固なセキュリティ性を実現する認証方法で、スマートロックにおいては、指の指紋を活用する指紋認証や、個人の異なる顔を使って認証する顔認証などが活用されています。玄関ドアなどに導入されているスマートロックは、ピッキングに強い構造です。スマートロックには鍵穴がないため、シリンダー錠などに狙われやすいピッキングのリスクが低く、スマートロックの扉は防犯性を高めます。また、ほとんどのスマートロックにおいては、オートロック機能を備えていることから、扉の施錠忘れによる無施錠状態のリスクを軽減し不正侵入を防止します。後付けできるスマートロックでは、専用テープなどで設置することから鍵穴がそのまま残されている状態が多く、安全かつ簡単な取り付けが実現します。万が一スマートロックやスマートフォンの電源が切れてしまった場合に、物理的な鍵を使用して解錠することも可能です。
指紋認証に対応したスマートロックの特長
玄関ドアのスマートロックなどで使用されている指紋認証とは、指の指紋を認証機器でスキャンして本人確認する認証システムです。指紋認証は、身体的特徴を用いて認証する生体認証技術のひとつで、ほかにも顔認証や静脈認証、虹彩認証、音声認証など種類は多岐にわたります。指紋には、皮膚の表面に凹凸部分があり、表面が高くなっている部分を隆線といい、指紋認証はその隆線を使用して認証します。隆線の線と線が枝分かれしている分岐点や、隆線が行き止まりになっている端点などの特徴点をデジタル化し、本人を認識するのです。また、まれに起こる偶然を防ぐために、2つの特徴点を横切っている隆線の本数を情報に利用するリレーションといった指紋認証技術を取り入れたタイプもあります。
指紋認証は、認証センサー部分に指を置くと指紋データを読み取り、事前に登録した本人の指紋データと照合して情報が一致すると認証を許可する仕組みです。指紋認証の認証方法には、主に静電容量式、光学式、超音波式の3つの方式が存在します。静電容量式は、認証センサー部分に指紋が触れると隆線部分に微弱な電流が流れ、電荷の移動を利用した指紋認証です。センサーの感度が高い反面、手の汗や濡れていると正しく反応せず認証できないことがあります。光学式とは、2次元画像で認識する方法で、指紋に光源を照射した隆線の屈折具合で認証します。静電容量式より認証の精度や速度が高いことや、生産コストをおさえることができるため、多く普及されている認証方法です。超音波式の指紋認証は、超音波を利用して指紋を立体的に捉えて照合、認証する方法です。暗い場所で使用できるだけでなく、なりすましが難しいことからセキュリティ性が高い認証方法といえます。指紋認証で利用する指紋は、経年変化の影響を受けにくい点が特徴です。顔認証は、年齢を重ねて顔立ちやしわに変化が出てきた場合などに、認証精度が影響を受けることがあります。一方で、指紋は大きな怪我などがない限りほとんど変わらないため、長い期間にわたり安定した本人認証が可能です。
指紋認証を用いたスマートロックを取り付けるメリット
スマートフォンを忘れても、指で簡単に認証が行える指紋認証を搭載したスマートロックは、玄関ドアのセキュリティの強化などいくつかのメリットが見込めます。指紋認証を用いたスマートロックは鍵の紛失リスクを低減します。玄関ドアに物理的な鍵を使用する場合、持ち歩くため置き忘れや紛失などのリスクがあり、紛失した鍵を使用して不正侵入される可能性も否定できません。指紋認証は本人さえいれば認証ができ、物理的な鍵が不要なため、紛失による不正侵入を防止します。オートロック機能が行えるスマートロックは締め忘れを防止します。空き巣の侵入手口は無締りが多く、玄関ドアから誰でも勝手に入れる無施錠状態では、不正侵入されるかもしれません。スマートロックの多くはオートロック機能を備えており、扉が閉まった後は自動で施錠するため、防犯面においても安心な機能です。
さらに、扉の施錠や解錠の履歴を管理できるスマートロックもあります。スマートフォンと連動すると、スマートロックの施錠や解錠の記録が保存されるため、いつ誰が出入りしたのかをスマートフォンで把握することが可能です。たとえば、子どもの帰宅の確認や徘徊などが心配な家族の見守りなどにも役立つほか、不審な扉の開閉などの早期発見にもつながります。スマートロックに指紋認証を活用すると、セキュリティ性の向上が見込めます。スマートロックの解除方法にカード認証や暗証番号認証のみを使用している場合、紛失や情報漏洩などのリスクが伴いますが、生体認証は個々で異なる身体の特徴を用いて認証するため、ほかの認証方法よりセキュリティ性が高い認証方法です。また、指紋認証はよく似た一卵性双生児においても指紋は異なることから認証精度が高く、なりすましによる不正侵入を防止し信頼性が高い認証方法といえます。
指紋認証を搭載したチャットロックのスマートロックT20
コンパクトで洗練されたデザインのチャットロックT20は、指紋認証など複数認証方法を備えたスマートロックです。指紋認証の高い防犯性や、スマートフォンの遠隔操作で利便性の向上が実現することから、スマートロックT20は玄関ドアや門扉などに導入されています。玄関ドアに適したスマートロックの屋外側から解除する方法には、スマートフォンをはじめ、指紋認証、暗証番号認証、カード認証、物理的な鍵を使用することが可能です。スマートロックT20の専用アプリをスマートフォンにインストールすると、離れた場所からでもBluetoothやWi-Fiを通して、スマートフォンの遠隔操作でスマートロックの扉を解錠や施錠を実施します。指紋センサー部分に指を置くだけで認証が行える指紋認証は、なりすましに強い認証方法で100件の登録が行えます。暗証番号認証はテンキーに数字を入力する認証方法ですが、T20スマートロックでは入力する際に近くに人がいる場合、正しい暗証番号の前後にダミーの数字を入力することで、推測されにくく安心できる入力方法を搭載しています。FeliCa、MIFARE 規格に対応しているカード認証では、普及率が高い交通系カードのSuicaやPASMOなどのICカードも利用することが可能です。
物理的な鍵は通常、シリンダーカバーで見えない仕組みになっていますが、万が一、トラブルが発生した場合などの緊急時の利用に適しています。また、スマートロックの屋外側からの施錠操作には4つの方法があり、オートロック機能、テンキーエリアを押して施錠する手動施錠、登録した認証方法で施錠する認証施錠のほか、解錠20秒後に自動で施錠する時刻施錠にも対応しています。スマートロックT20のセキュリティ性を高める機能には、室外ユニット取り外し警報、こじ開け警報、いたずら防止機能、サムターン回し防止機能などを備えています。室外ユニット取り外し警報とは、室外ユニットが何らかの理由で取り外された場合、スマートロックの認証LEDが赤色点滅と警告音が発報するため、セキュリティ対策に効果的な機能です。こじ開け警報は、扉が施錠された状態において、扉が解錠された場合に知らせる機能で、黄色点滅と警告音で周知します。また、認証に5回失敗すると、スマートロックの操作が一時的に停止し赤色点滅する、いたずら防止機能も防犯性を高めます。
室内側にあるサムターンは、押して回す構造になっており不正侵入手口のサムターン回し対策に有効な手法です。指紋認証を用いたスマートロックを稼働するには、単三電池8本を使用します。1日10回使用した場合でも約1半年使用することが可能で、仮にスマートロックの電池が切れた場合においても、スマートフォンからUSBのC-タイプで、一時的に給電することができます。室外ユニットの本体においては、 防水、防塵に優れたIP65を備えており、あらゆる方向からの雨や風の影響を受けにくく、高い耐久性を発揮します。
まとめ
物理的な鍵を用いたシリンダー錠に、容易に取り付けすることが可能なスマートロックは、スマホアプリでの遠隔操作や、扉からの施錠、解錠の履歴の管理など、防犯性と利便性を兼ね備えています。チャットロックのスマートロックT20は、スマートフォンのアプリ操作だけでなく、高精度認証の指紋認証を搭載したスマートロックです。指紋認証を備えたスマートロックをご検討の方は、北関東ロックプラスまでお気軽にお問い合わせください。